間取りや設備で選ぶ

間取りについて

大学生の賃貸選びでは部屋の間取りや設備、防音なども大切になってきます。一人暮らしの場合、間取りは「1K」か「ワンルーム」にするのが基本のようですね。

1Kというのはワンルームにプラスキッチンという意味であり、ワンルームとの違いは居室とキッチンがドアで仕切られているかどうかです。ワンルームの部屋はキッチンスペースも含めた大きさを表記していることがあるため、借りてみたら居室部分は意外と狭かった、なんてことも。ワンルームを借りる際はこの点にも注意してください。ちなみに、賃貸暮らしの学生の7割は1Kかワンルームに住んでいます。がっつり自炊をするという人は、キッチンの広さにも気をつけましょう。

また、陽当たりはチェックポイントです。やはり南向きの方が洗濯物も乾きやすいです。また1階だと防犯的に心配ということもありますので、2階以上をおすすめします。

周辺にどういう人が住んでいるのかも重要です。マンションであれば、両隣や階下など、どんな人が住んでいるのか大家さんに聞いてみましょう。

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設備について

設備については、ひとまずネット環境が必須と言っておきましょう。特に学生はレポートを書く際など、調べ物をするタイミングが非常に多いです。そのため、ネット環境なしでは課題もままなりません。今やスマホがあれば十分という方もいますが、スマホは容量制限もありますし、画面も小さいので、やはりネット環境があった方がいいでしょう。ネット環境については無料でないことも多いので、しっかり確認しておきましょう。

次に夏場や冬場を快適に過ごすためのエアコンも用意したいところですが、こちらは既に設置率が100%に近いようなので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。昔は一緒なことも多かったバスとトイレも最近は別々にしたいという要望の多さから独立型が増えています。ただ、古い賃貸だったりすると一緒なこともあるので、別々にしたい方はよく確認しておきましょう。

他に人気の設備としてはオートロックや浴室乾燥機など。特に女性の一人暮らしは危険が多いのでオートロックがあるに越したことはないです。防音については神経質な人ほど重視してください。ワンルームの壁は、物件によってはとても薄いこともあります。防音性能が低いと人が歩く音やテレビの音などが筒抜け。それだけで夜に眠れなくなったり、勉強の邪魔になることもあります。完全に音を遮断するまではいかないものの、防音設備のある賃貸であれば気にならない程度までは音をカットしてくれるでしょう。

また、意外と忘れがちなのがガスの種類。都会ではあまり気にする必要もないのかも知れませんが・・・。ガスには都市ガスとプロパンガスという二種類があります。都市ガスは安価なのですが、プロパンガスは地域差もありますが非常に高価な場合も。家を選ぶ時はガスの種類についても確認する方が良いようです。

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