敷金・礼金や家賃など
費用で選ぶ

家賃について

部屋を選ぶ際に、家賃は大きなポイントになります。学生と言えば貧乏と昔から相場が決まっているもの。そのため、家賃や敷金礼金といった費用については慎重にならなくてはなりません。ある調査によれば大学生の家賃の平均は5万5千円前後とのこと。割合としては5万円から6万円の家賃を払っている学生が6割程度、5万円以下なのが3割程度、7万円以上が1割程度となっています。もし7万円以上の賃貸を考えているのなら、それはマイノリティーということになりますね。

理想としては5万以下に抑えている3割に入ることですが、大学の場所によっては厳しいでしょう。まずは5万から6万円の枠に収めることを考えてみてください。ちなみに、大学生のアルバイト収入の平均が7万円程度ですので、ほぼ家賃に消えることになります。一応はここに親の仕送りがプラスされますが、それでも裕福な生活とはほど遠いでしょう。そのため、家賃を7万以上にしようものなら、生活がままならなくなりそうです。家賃はこんなところですね。

image photo

敷金礼金について

次は敷金礼金についてみていきましょう。敷金とは保証金とも呼ばれるもので、自分が借りていた部屋を出ていく際に修理が必要だったりする場合は敷金から修理費用が引かれます。要は何も問題なければ最後には戻ってくるお金ということです。

それに対して礼金とは仲介手数料とも呼ばれるお金のことで、部屋を借りる際のお礼として渡すお金なので戻ってきません。よく引っ越しの際に近所におそばを配りますよね。それのお金版のようなものです。数ある賃貸の中には敷金礼金を0としているものもありますが、その割合は東京で最も多い足立区でも15%程度と少なめ。

しかも敷金礼金には小さな注意書きで結構な価格のルームクリーニング代が書かれていたり、そもそもの家賃が相場より高めに設定してあったり、いくつか落とし穴があったりします。そのため、無理に敷金礼金0を目指す必要はないでしょう。ちなみに、敷金と礼金の金額については家賃の1か月分としているところが多いようです。

ちなみに引っ越し費用もかかってきますね。(実家から荷物を車で運ぶという場合は別ですが・・・)
一人暮らしの引っ越しの場合、一般的な相場は30,000円〜60,000円と言われていますが、単身パックを利用するともう少し費用を抑えられると思います。ただ、移動距離や繁忙期によって金額は変わってきますので、事前に見積もりをとりましょう。とにもかくにも、最初の荷物はできるだけ量を抑えて、必要なものは新生活が始まってから買い足していきましょう。

image photo